『ティラミスは何ケーキ？』
気になるティラミスの＜定義＞とは!?

イタリアスイーツの代表格「ティラミス」の基本を徹底解説！

ティラミスは1990年代に日本で大ブームを起こした、北イタリア生まれのデザートの1つ。最近ではイタリアスイーツが流行し、マリトッツォブームに続き、カッサータやボンボローニなどが注目され、イタリアスイーツの人気が止まりません。とはいえ、元祖イタリアスイーツと言えば、ティラミスではないでしょうか。そこで今回はティラミスの世界を深堀りするべく、ティラミス専門店であるシーキューブが“本来のティラミス”について、わかりやすく解説します。
まず、ティラミスは一体、何ケーキになるのか？その答えとしては、マスカルポーネがベースであることから「チーズケーキ*」に分類されます。一般的なティラミスは、マスカルポーネチーズに卵黄と砂糖を加えて混ぜ合わせたものと、卵白で作ったメレンゲを合わせたクリームからできています。スポンジ部分は、スポンジ生地と思われがちですが「ビスコッティ・サヴォイアルディ*」というフィンガービスケットを使用しています。このビスケットは甘くて軽く、もろいのが特徴で、これにエスプレッソを染み込ませています。さらに、チーズクリームの水分も相まって、ビスケットとは思えないしっとりとやわらかい食感になります。これらを交互に重ね合わせ、仕上げとして表面にココアパウダーをふりかけたものが“ティラミス”となります。

*内容については諸説あります。

「ティラミス」のバリエーションは多種多彩！
アレンジされたティラミスも要チェック

ティラミスは、シンプルにみえて、意外と奥が深いスイーツです。イタリアンレストランなどのお店で出されるティラミスは基本のティラミスが多いので、あまり身近ではないかもしれませんが、最近ちまたで話題のアレンジティラミスにもぜひご注目ください。
アレンジされたティラミスは、卵の代わりに生クリームが使われていたり、ビスケットの部分をスポンジケーキになっていたり、マスカルポーネの代わりにヨーグルトを使う代用レシピも見かけます。また、本来ティラミスにはチョコレートは使われていませんが、チョコレート入りのティラミスもあります。ココアもチョコレートも原料は同じカカオなので、もしご家庭で作るとしたら、仕上げのココアパウダーをチョコレートに代える（板チョコを包丁で削って粉状にする）だけなので、ぜひお試しください。

シーキューブではアレンジティラミスが限定販売中！
いちごとオレンジのティラミスってどんな味？

シーキューブのティラミスは、定番のティラミスのほかに季節限定のフレーバーが不定期に登場します。今回は現在販売されている２つのフレーバーティラミスをご紹介します。

「いちごのティラミス」は香り高い旬のいちごのシロップをたっぷりと染み込ませたスポンジと、コクがあるのにふわっと軽い口当たりのティラミスクリームを交互に重ね、さらに中心には自家製のいちごのコンポートが飾り付けられていて、ゴージャスで華やかな雰囲気。一方、ジューシーな美味しさが口いっぱいに広がる「オレンジのティラミス」は見た目も鮮やかなオレンジの柔らかでフルーティーな味わいを贅沢に味わえます。どちらのティラミスも、クリームの口どけとふわふわ感にこだわった華やかなティラミスに仕上がっています。食べた瞬間、いつものティラミスとは違う程よい酸味が感じられて、最後までいちごやオレンジの爽やかな酸味が続きます。後引く美味しさとはまさにこのこと。ぜひこの機会に店舗が近くにある方はシーキューブの限定ティラミスを食べてみてください！